京都オークション。2015 いよいよ

かねてからお知らせしておりました。 京都オークション 2015


明後日開催されます。 


会場である ハイアットリージェンシー京都のロビーにて


本日より事前展示されています。


会場は、立地もさることながら、建物の雰囲気もしつらえも上品な素敵な所です。



このイベントは入札の申し込みが必要で、結構早い段階で定員に達していたようです。


当日の入札には今から参加は出来ませんが、作品を見たり(2/26.27は展示されています)、


当日のオークションの雰囲気をご覧になる事は出来るようです。



出品している作品の見所等を少しご紹介したいと思います。


申し込みをされている方で、私の出品するサイドテーブルにご興味のある方が


もしこのブログの記事をご覧になられていたら、ぜひ当日の入札の参考になさって下さい。


Quad in the wave 

         細波にきらめく水面を四角く切り取ってきたイメージで製作した

         サイドテーブル 兼 飾り棚


見所は、・華奢なフレーム ・剛性を持たせる為の組み手として三方留めの変形版


    ・細波を思わせるきらきらとした杢のカーリーメープル



三つの柱材がつなぎ目のどこを取ってみて


も45°で合わさっているように見え、


見えない内部は組継とほぞの栓が外れない


ようにしっかりと合わさっています。


(加工中の写真が無くて解りづらいですね すみません。)


結構、見えない所で複雑な事をしていたり、材料の吟味等、


いろいろと細かい所に気を使いながら製作をしていますが、見た目が単純すぎて、


どの辺りが特別なのか非常に伝わりにくいです。


見た目に華飾や、複雑な構造をしていたりと、いう事も無く解りやすくないですが、


そういうところが京指物らしい所かなと思ったりします。



指物というものの定義は検索すると多義にわたる解釈が出てきます。


こと、京指物と限定するとなにやらあやふやな印象を受け、製作している私ももやもやした感


じに正直なります。 どの辺りに着地点を見つけるか、私なりの解釈としては



・お茶の文化の影響を色濃く受けた木工藝


指物という技法をベースとして、潜在する美しさを木という素材を使い


表現したもの、もしくはその手法。



と、京指物と銘打って製作する作品に対して、私はこんな心構えで向き合っています。



何はともあれ、オークションの作品 


旅という非日常の空気感を、細波を思わせるカーリーメープルで表現


旅先の旅館、ホテルの窓際にゆったりとしたカウチや、ソファーの前に置く想定で製作した。



キーワードとなる 非日常 を切り取り 境界線のスイッチの役割となる舞台装置として


手元において頂けると幸いです。



明後日の京都オークション、楽しみです!