夏休みがおわる

松上げ  という行事があります

縁あって今年は 雲ヶ畑の松上げを

観に連れて行ってもらいました

連れて行って頂いた方によると雲ヶ畑の松上げは

平安時代中期藤原氏と勢力争いに敗れ

雲ヶ畑に隠居していた惟喬親王を慰める為

村人が行った火祭りの行事が起源ということですが

明治時代以後は他地方の松上げと同じく火除けと

五穀豊穣を祈願する

火の守護神として知られる京都の愛宕神社信仰の

献火行事として行われているそうです。

そしておもしろいのは、二カ所の山上に木で櫓を組み

その上に松明で文字をつくり火をともして夜の山中に

火の文字を浮かび上がらせるのです。

その櫓の文字は毎年変わるそうで、二カ所で上がる

火文字も異なるものだそうです。

文字の決定から、たいまつやその他の準備、

当日の点火までを任される

16歳から35歳までの住民で構成される若中会の

メンバー以外は誰も点火時まで今年の文字を

知らないそうです。


連れて行って頂いた場所から見えた火文字は 平 でした

 

 

 

 

 

 

 

写真はちょっと小さいですが・・・

左手に流れるせせらぎを感じながら

ぽおっと浮かぶ月夜を見物場所までの道すがら

「子供の頃は、松あげ が、いよいよ

 夏休みが終わってしまうという合図だったなぁ」

と秋の虫が鳴きだした雲ヶ畑の路を

                               歩きながらおっしゃっていた


秋の始まりを感じさせる日本の情緒かなと

たいまつの煙で滲む火文字が温かかった