『ある文筆家の暮らし』 no.9

彼は文筆家である

 

彼は、自宅で流れる時間を

 

大切にするせいか

 

曜日感覚は皆無に等しい

 

唯一決まっている事と言えば土曜の朝、

 

お気に入りのラジオくらいである

 

これを聞き逃すと もはや彼の一週間は

 

どこを走っているのか思い出せなくなるので

 

躓きそうになってしまう

 

 

 

そんな彼にとって、三度の食事を作り

 

しっかり食事をする事は

 

一日の大事なリズムで

 

晴れの日も雨の日も

 

煮詰まったときには

 

できるだけゆっくりと食事を作って 

 

ゆっくりと食べることにしている。