『ある文筆家の暮らし』 no.5

彼は文筆家である

 

彼は庭いじりが好きだ

 

なじみの植木屋に、かねてからの願い

 

桜の植木を育ててみたいことを相談してみた

 

植木屋の主人がいうには桜はデリケートだと

 

ふとワシントンの斧が頭をよぎる

 

そういえば昔からよく言ったもので

 

桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿。。。

 

 

ちゃんと気にかけてあげると

 

りっぱに花をつけます と

 

とにもかくにも日に当てて下さい と

 

植木屋の主人は念を押す

 

 

帰宅すると桜の為に

 

さっそく特等席を作ってやった

 

横で猫がひなたぼっこをしながらみている